【探偵ロビン第73回】嘘は100%顔に出る!? 0.04秒の本音が漏れる「微表情」と脳のオーバーヒートの謎

心理学・認知科学

今日のテーマはズバリ――

どんなに上手に嘘をついても、本音は0.04秒だけ顔に出てしまう!?

「え、そんなの絶対バレないでしょ?」と思った君。
実はこれ、ちゃんとした心理学の研究にもとづいた話なんです。

さあ、探偵ロビンと一緒に“嘘の科学”を解き明かしていきましょう!


■ 微表情(びひょうじょう)とは?0.04秒の真実

嘘をつくとき、人は「バレないようにしよう」と意識しますよね。

でも――
顔の筋肉は、完全にはコントロールできません。

ここで登場するのが「微表情(microexpression)」という現象です。

これは、心理学者の
ポール・エクマン
が研究したもの。

微表情とは、

  • 15分の1秒〜25分の1秒(約0.04秒)
  • 感情を隠そうとした瞬間に
  • 無意識に顔に出てしまう表情

のことです。


例えばこんな感じ…

  • 恐怖 → 眉が一瞬だけ上がる
  • 怒り → ほんの一瞬だけ眉が寄る
  • 軽蔑 → 片方の口角だけが上がる

ほんの一瞬ですが、脳は意外と「違和感」をキャッチします。

だから、

「なんか今、変だったな…?」

という感覚が生まれるんです。


■ 嘘は脳にとって“重労働”だった!?

次のポイントは「認知負荷(にんちふか)」。

簡単に言うと――
嘘はめちゃくちゃ頭を使う作業なんです。

嘘をつくとき、脳の中では…

  1. 本当の記憶を思い出す
  2. それと違うストーリーを作る
  3. 矛盾がないかチェックする
  4. 表情をコントロールする
  5. 相手の反応を見る

……もう、脳はフル回転!

いわばオーバーヒート状態です。


その結果、体に出るサイン

  • 瞬きが急に増える(または逆に固まる)
  • 声のトーンが高くなる
  • 鼻の頭が赤くなる(血流の変化)
  • 不自然な間ができる

これらは、自律神経の反応。
つまり――意志では止められません。


■ でも注意!「瞬き=嘘」じゃない

ここが一番大事。

「瞬きが多い=嘘つき」
これは間違いです。

人にはそれぞれ“平常運転”があります。

これをベースライン(基準状態)といいます。

例えば:

  • もともと瞬きが多い人
  • 緊張すると早口になる人
  • 人前で話すと赤くなる人

こういう人は、本当のことを言っていても同じ反応をします。

だから大事なのは、

「その人のいつもの状態」からズレているかどうか。

探偵ロビンはそこを見ています。


■ 結論:嘘は“筋肉”と“脳の限界”でバレる

今日のポイントをまとめると…

✔ 人は0.04秒だけ本音を顔に出してしまう
✔ 嘘は脳にとって超ハードワーク
✔ だから体にサインが出る
✔ でも必ずベースラインと比較することが重要

言葉はいくらでも作れます。

でも――
体の反応までは完全にコントロールできない。

これが、科学が明かした“嘘の正体”です。


■ 今日のミステリー質問!

君の周りに、

  • 嘘をつくと鼻をこする人
  • 急に優しくなる人
  • 目をそらす人
  • 逆にじっと見つめすぎる人

はいませんか?

もしかしたら、それはその人の“嘘のサイン”かも?

ぜひコメントで教えてください!


それではまた次回、
探偵ロビンの日常ミステリーでお会いしましょう! 🕵️‍♂️✨

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