【探偵ロビン第15回】シャボン玉はなぜ虹色に光るのか?

探偵ロビンの日常ミステリー

事件ファイル①:シャボン玉の正体を調査せよ

まずは、シャボン玉そのものを観察します。

シャボン玉は
水と石けんでできた、とても薄い膜です。

その厚さは、なんと
数マイクロメートル
これは、髪の毛の100分の1以下という驚きの薄さです。

しかもこの膜には、

  • 表面
  • 裏面

という2つの面があります。
実は、この「2つの面」が事件解決の重要な手がかりなのです。


事件ファイル②:光の旅と「干渉」という現象

では、シャボン玉に光が当たると何が起こるのでしょう?

光は、シャボン玉の膜で
2回反射します。

  1. 膜の表面で反射
  2. 膜の裏面で反射

この2つの反射した光が重なると、
光の干渉(かんしょう)という現象が起こります。

光は「波」の性質を持っているため、

  • 波の山どうしが重なる → 強くなる
  • 山と谷が重なる → 打ち消し合う

ということが起こるのです。


事件ファイル③:虹色が生まれる本当の理由

ここで、もう一つ大切な事実があります。

私たちが「白い光」だと思っている太陽の光は、
実は

といったたくさんの色が混ざった光です。

それぞれの色は、
波の長さ(波長)が違います。

シャボン玉の膜の厚さによって、

  • 強く見える色
  • 消えてしまう色

が変わります。

👉 その結果、場所ごとに違う色が見え、
シャボン玉が虹色に輝いて見えるのです。

さらに、膜の厚さは

  • 重力で下に垂れたり
  • 風で揺れたり

して常に変化しています。
だから、虹色が動いているように見えるのですね。


事件ファイル④:黒い部分の正体

シャボン玉をよく観察すると、
時々黒っぽい部分が見えることがあります。

これは、
膜が極端に薄くなった場所

すべての色の光が打ち消し合い、
ほとんど反射しなくなるため、黒く見えるのです。

そしてこれは――
シャボン玉が割れる直前のサインでもあります。

美しいけれど、とても儚い瞬間ですね。


事件解決!今回のまとめ

シャボン玉の虹色の正体は、次の科学のチームプレーでした。

  • シャボン玉は、とても薄い膜でできている
  • 光は膜の表と裏で2回反射する
  • 光の波が重なり合うことで、干渉が起こる
  • 光には色ごとに違う波長があり、
    膜の厚さによって見える色が変わる

こうして、
あの不思議で美しい虹色が生まれていたのです。


次にシャボン玉を飛ばすときは、
ぜひ「科学の目」でじっくり観察してみてください。

いつもの遊びが、
光と波のミステリーに見えてくるはずです。

それでは――
探偵ロビンの日常ミステリー
次回の事件もお楽しみに! 🕵️‍♂️🫧🌈

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