【探偵ロビン第25回】なぜドレミは心地いい?音楽に隠された数学の秘密

探偵ロビンの日常ミステリー

「ドレミファソラシドって、どうしてこんなに気持ちいいんだろう?」

ある日の探偵事務所。
ロビンは、私たちが毎日のように耳にしている音楽に目を向けました。

歌、ゲーム音楽、アニメの主題歌――
どれも自然に心に入ってきますよね。

でも、その心地よさは偶然ではありません。
今回のミステリーは、
音楽の中に隠された数学のトリックを解き明かします。


第一の手がかり:音の正体は「振動」

まずロビンが教えてくれたのは、
音の正体です。

音とは、
空気がブルブルと震えること(振動)

そして、音の高さを決めているのが
**周波数(しゅうはすう)**です。

  • 周波数=1秒間に何回振動するか
  • 数が多いほど音は高くなる

たとえば、音楽の基準として使われる
「ラ」の音は 440Hz
これは、1秒間に440回も震えているという意味です。


第二の手がかり:心地よさを決める「比率」

「じゃあ、なぜドレミは気持ちいいんですか?」

その答えは、
音と音の周波数の比率にありました。

ロビンは言います。

「人間の耳は、
シンプルな数字の比をとても心地よく感じるようにできている。」

● オクターブ(ド → 次のド)

  • 周波数の比は 1 : 2
  • ちょうど2倍
  • とても安定して聞こえる

● 完全五度(ドとソ)

  • 周波数の比は 2 : 3
  • ドレミの中でも特に美しいハモり

● 完全四度(ドとファ)

  • 周波数の比は 3 : 4
  • これも自然で安心する響き

これらは**協和音(きょうわおん)**と呼ばれ、
振動の波がきれいに重なります。


不快な音も理由がある?

では、なぜ不快に感じる音があるのでしょうか?

それは、
周波数の比がとても複雑な場合です。

たとえば
8 : 15 のような比率になると、
振動の波がぐちゃぐちゃにぶつかり合います。

これを
**不協和音(ふきょうわおん)**といい、
人間の脳は「落ち着かない」と感じるのです。


ドレミは「設計された音階」だった!

実は、
「ドレミファソラシド」は
自然にできた並びではありません。

古代ギリシャの数学者
ピタゴラスたちが、

  • シンプルな整数の比
  • 人の耳に心地よい響き

これらをもとに、
計算して作り上げた音の並びなのです。

だからこそ、
どんな曲でもバランスが取れ、
私たちは自然に音楽を楽しめるのです。


真相解明:音楽は数学と物理のコラボ

今回のミステリーの結論は、これ。

  • 音は「振動」
  • 心地よさは「周波数の比」
  • ドレミは「数学で設計された音階」

音楽は、
感覚だけのものではなく、
数学と物理が作り上げた人類の発明
だったのです。


エンディング:音楽を聴く耳が変わる!

これから音楽を聴くとき、
「この音、どんな比率なんだろう?」
と思ってみてください。

きっと、
いつもの音楽が
少し賢く、少し不思議に聞こえるはずです。


探偵ロビンの日常ミステリー
次回も、日常に隠れた科学と雑学の謎を解き明かします。
どうぞお楽しみに! 🎵🕵️‍♂️

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