「ドレミファソラシドって、どうしてこんなに気持ちいいんだろう?」
ある日の探偵事務所。
ロビンは、私たちが毎日のように耳にしている音楽に目を向けました。
歌、ゲーム音楽、アニメの主題歌――
どれも自然に心に入ってきますよね。
でも、その心地よさは偶然ではありません。
今回のミステリーは、
音楽の中に隠された数学のトリックを解き明かします。
第一の手がかり:音の正体は「振動」
まずロビンが教えてくれたのは、
音の正体です。
音とは、
空気がブルブルと震えること(振動)。
そして、音の高さを決めているのが
**周波数(しゅうはすう)**です。
- 周波数=1秒間に何回振動するか
- 数が多いほど音は高くなる
たとえば、音楽の基準として使われる
「ラ」の音は 440Hz。
これは、1秒間に440回も震えているという意味です。
第二の手がかり:心地よさを決める「比率」
「じゃあ、なぜドレミは気持ちいいんですか?」
その答えは、
音と音の周波数の比率にありました。
ロビンは言います。
「人間の耳は、
シンプルな数字の比をとても心地よく感じるようにできている。」
● オクターブ(ド → 次のド)
- 周波数の比は 1 : 2
- ちょうど2倍
- とても安定して聞こえる
● 完全五度(ドとソ)
- 周波数の比は 2 : 3
- ドレミの中でも特に美しいハモり
● 完全四度(ドとファ)
- 周波数の比は 3 : 4
- これも自然で安心する響き
これらは**協和音(きょうわおん)**と呼ばれ、
振動の波がきれいに重なります。
不快な音も理由がある?
では、なぜ不快に感じる音があるのでしょうか?
それは、
周波数の比がとても複雑な場合です。
たとえば
8 : 15 のような比率になると、
振動の波がぐちゃぐちゃにぶつかり合います。
これを
**不協和音(ふきょうわおん)**といい、
人間の脳は「落ち着かない」と感じるのです。
ドレミは「設計された音階」だった!
実は、
「ドレミファソラシド」は
自然にできた並びではありません。
古代ギリシャの数学者
ピタゴラスたちが、
- シンプルな整数の比
- 人の耳に心地よい響き
これらをもとに、
計算して作り上げた音の並びなのです。
だからこそ、
どんな曲でもバランスが取れ、
私たちは自然に音楽を楽しめるのです。
真相解明:音楽は数学と物理のコラボ
今回のミステリーの結論は、これ。
- 音は「振動」
- 心地よさは「周波数の比」
- ドレミは「数学で設計された音階」
音楽は、
感覚だけのものではなく、
数学と物理が作り上げた人類の発明だったのです。
エンディング:音楽を聴く耳が変わる!
これから音楽を聴くとき、
「この音、どんな比率なんだろう?」
と思ってみてください。
きっと、
いつもの音楽が
少し賢く、少し不思議に聞こえるはずです。
探偵ロビンの日常ミステリー
次回も、日常に隠れた科学と雑学の謎を解き明かします。
どうぞお楽しみに! 🎵🕵️♂️
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