手がかり①:ドキドキの正体「ドーパミン」
助手くんは言いました。
「好きって、気持ちの問題ですよね?」
ロビンは静かに首を振ります。
「感情には、必ず“脳の物質”が関係している。」
最初の重要人物は――
ドーパミン。
ドーパミンは、
- 好きな人を見たとき
- 一緒に話したとき
- メッセージが来たとき
こんな瞬間に、脳の中でたくさん分泌されます。
これはゲームをクリアしたときや、
おいしいものを食べたときと同じ「ごほうび反応」。
つまり――
好きな人といると、脳が「楽しい!もっと欲しい!」と感じるのです。
だから、自然と会いたくなってしまうんですね。
手がかり②:安心のカギ「オキシトシン」
でも、「好き」はドキドキだけではありません。
次の手がかりは
オキシトシン。
別名、**「愛情ホルモン」**とも呼ばれています。
オキシトシンは、
- 会話をする
- 目を見る
- 一緒に過ごす
といった、何気ない関わりの中で分泌されます。
この物質が増えると、
- 安心する
- 信頼できる
- そばにいると落ち着く
そんな気持ちが生まれます。
実はこの働き、
親子の絆や家族のつながりでも同じ。
つまり「好き」には、
- ドキドキするドーパミン
- ほっとするオキシトシン
この2つの力が必要なのです。
手がかり③:落ち着かなくなる理由「セロトニン」
助手くんが、こんな疑問を投げかけます。
「でも、好きすぎて落ち着かなくなることもありますよね?」
ロビンはうなずきました。
「それは、セロトニンが関係している。」
セロトニンは、
心を落ち着かせる役割を持つ脳内物質です。
ところが――
恋をすると、このセロトニンが一時的に減ってしまいます。
その結果、
- 好きな人のことばかり考える
- 勉強に集中できない
- ちょっと不安になる
いわゆる「恋わずらい」の状態になるのです。
でも安心してください。
時間がたつとセロトニンは元に戻ります。
これが、
「恋」から「愛」へ変わっていく
科学的な理由でもあります。
心のトリック:心理メカニズムも働いている
ロビンは、最後のポイントをこう説明しました。
「脳の物質だけじゃない。
人の心のクセも関係している。」
代表的なものは、次の3つです。
● 類似性
人は、自分と似ている人に惹かれやすい
(趣味・考え方・雰囲気など)
● 返報性
自分を大切にしてくれる人を、
好きになりやすい
● 単純接触効果
何度も会ううちに、
だんだん気になってくる心理
「クラスで隣の席の人が気になる」
そんな経験、ありませんか?
事件解決!今回のまとめ
人が「好き」になる理由は――
- ドーパミン(ドキドキ)
- オキシトシン(安心)
- セロトニン(心のバランス)
- 心理メカニズム(人の心のクセ)
これらが複雑に組み合わさった結果でした。
でも、ロビンはこう締めくくります。
科学で説明できるからといって、
気持ちの価値が下がるわけじゃない。
むしろ、理解することで
自分の心をもっと大切にできるんだ。
「好き」は、
脳と心が生み出す、とても人間らしいミステリー。
今日の事件、無事解決です。
探偵ロビンの日常ミステリー
次回も、身近でちょっと不思議な謎を解き明かします。
どうぞお楽しみに! 🕵️♂️✨
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