【探偵ロビン第51回】雷はなぜ鳴る?3万℃の超高温が起こす「衝撃波」のトリックを解明

探偵ロビンの日常ミステリー

空が突然光り、数秒後に「ドーン!」という大きな音が鳴る雷。

あの音に驚いて、思わず身をすくめた経験はありませんか?

実は、雷の音はただの「大きな音」ではありません。
その正体は、空気が一瞬で爆発することで生まれる衝撃波なのです。

今回は、雷の光と音の秘密を、わかりやすく解説していきます!


雷の正体は「雲の中の巨大な発電所」

雷は、「積乱雲(せきらんうん)」という大きな雲の中で発生します。

この雲の中では、

  • 氷の粒
  • 水の粒

が激しくぶつかり合っています。

この衝突によって、静電気が発生します。

やがて、

  • 雲の上のほう → プラスの電気
  • 雲の下のほう → マイナスの電気

というように、電気が分かれてたまっていきます。

これは、冬にドアノブを触ったときに「バチッ!」となる静電気と同じ仕組みです。

ただし、雷の場合は規模がまったく違います。

👉 雲全体が、巨大なバッテリーになっているのです!


稲妻が起きる瞬間、空気は「3万℃」になる!

電気が限界までたまると、一気に放電が起きます。

これが、空に走る光――
稲妻(いなずま)です。

そして、この瞬間に驚くべきことが起きます。

稲妻が通った道の周りの空気は、
なんと

👉 約3万℃

まで一瞬で加熱されます!

これは、

太陽の表面の約5倍の温度

という、とてつもない高温です。


雷の音の正体は「空気の爆発」だった!

空気は、熱くなると膨張(ぼうちょう)します。

稲妻によって3万℃まで加熱された空気は、
一瞬で巨大に膨らもうとします。

しかし、膨張のスピードが速すぎるため、周りの空気を強く押し出します。

このとき、

👉 空気の壁のようなものが一気に広がります

これが、

衝撃波(しょうげきは)

です。

そして、この衝撃波が私たちの耳に届くと、

👉 「ドーン!」
👉 「ゴロゴロ!」

という音として聞こえるのです。

つまり雷の音の正体は、

空気が超高温になって起きた「爆発」だったのです!


なぜ雷は「光ってから」遅れて音が聞こえるの?

雷は、

  • 光(稲妻)
  • 音(雷鳴)

の2つでできています。

この2つには、大きな違いがあります。

それは、「速さ」です。

  • 光 → とても速い(ほぼ一瞬で届く)
  • 音 → 空気の中をゆっくり進む

そのため、

ピカッ!と光ってから、
数秒後にゴロゴロと音が聞こえるのです。


【豆知識】雷までの距離は「秒数」でわかる!

実は、雷までの距離は簡単に計算できます。

音は、
👉 1秒で約340メートル(約0.34km)

進みます。

つまり、

  • 3秒後に音が聞こえた場合
    → 約1km先
  • 6秒後なら
    → 約2km先
  • 9秒後なら
    → 約3km先

ということになります。

秒数を数えることで、雷の距離がわかるのです!


まとめ:雷の音は「3万℃の空気爆発」だった!

今回のポイントをまとめましょう。

  • 雷は積乱雲の中の静電気で発生する
  • 稲妻が通ると空気は約3万℃になる
  • 空気が急激に膨張して衝撃波が発生する
  • その衝撃波が「雷の音」になる
  • 光より音の方が遅いため、後から聞こえる

雷は、空で起きている巨大なエネルギーの現象だったのです。


次に雷を見たら、秒数を数えてみよう!

次に雷を見たときは、

ピカッ!と光った瞬間から、
音が聞こえるまでの秒数を数えてみてください。

その秒数から、

雷がどれくらい離れているか

を知ることができます。

科学を知ると、怖い雷も「観察できる現象」に変わりますね!


あなたは今まで、雷が光ってから何秒後に音を聞いたことがありますか?
ぜひ思い出してみてください。

それでは次回も、
探偵ロビンの日常ミステリーでお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました