空が突然光り、数秒後に「ドーン!」という大きな音が鳴る雷。
あの音に驚いて、思わず身をすくめた経験はありませんか?
実は、雷の音はただの「大きな音」ではありません。
その正体は、空気が一瞬で爆発することで生まれる衝撃波なのです。
今回は、雷の光と音の秘密を、わかりやすく解説していきます!
雷の正体は「雲の中の巨大な発電所」
雷は、「積乱雲(せきらんうん)」という大きな雲の中で発生します。
この雲の中では、
- 氷の粒
- 水の粒
が激しくぶつかり合っています。
この衝突によって、静電気が発生します。
やがて、
- 雲の上のほう → プラスの電気
- 雲の下のほう → マイナスの電気
というように、電気が分かれてたまっていきます。
これは、冬にドアノブを触ったときに「バチッ!」となる静電気と同じ仕組みです。
ただし、雷の場合は規模がまったく違います。
👉 雲全体が、巨大なバッテリーになっているのです!
稲妻が起きる瞬間、空気は「3万℃」になる!
電気が限界までたまると、一気に放電が起きます。
これが、空に走る光――
稲妻(いなずま)です。
そして、この瞬間に驚くべきことが起きます。
稲妻が通った道の周りの空気は、
なんと
👉 約3万℃
まで一瞬で加熱されます!
これは、
太陽の表面の約5倍の温度
という、とてつもない高温です。
雷の音の正体は「空気の爆発」だった!
空気は、熱くなると膨張(ぼうちょう)します。
稲妻によって3万℃まで加熱された空気は、
一瞬で巨大に膨らもうとします。
しかし、膨張のスピードが速すぎるため、周りの空気を強く押し出します。
このとき、
👉 空気の壁のようなものが一気に広がります
これが、
衝撃波(しょうげきは)
です。
そして、この衝撃波が私たちの耳に届くと、
👉 「ドーン!」
👉 「ゴロゴロ!」
という音として聞こえるのです。
つまり雷の音の正体は、
空気が超高温になって起きた「爆発」だったのです!
なぜ雷は「光ってから」遅れて音が聞こえるの?
雷は、
- 光(稲妻)
- 音(雷鳴)
の2つでできています。
この2つには、大きな違いがあります。
それは、「速さ」です。
- 光 → とても速い(ほぼ一瞬で届く)
- 音 → 空気の中をゆっくり進む
そのため、
ピカッ!と光ってから、
数秒後にゴロゴロと音が聞こえるのです。
【豆知識】雷までの距離は「秒数」でわかる!
実は、雷までの距離は簡単に計算できます。
音は、
👉 1秒で約340メートル(約0.34km)
進みます。
つまり、
- 3秒後に音が聞こえた場合
→ 約1km先 - 6秒後なら
→ 約2km先 - 9秒後なら
→ 約3km先
ということになります。
秒数を数えることで、雷の距離がわかるのです!
まとめ:雷の音は「3万℃の空気爆発」だった!
今回のポイントをまとめましょう。
- 雷は積乱雲の中の静電気で発生する
- 稲妻が通ると空気は約3万℃になる
- 空気が急激に膨張して衝撃波が発生する
- その衝撃波が「雷の音」になる
- 光より音の方が遅いため、後から聞こえる
雷は、空で起きている巨大なエネルギーの現象だったのです。
次に雷を見たら、秒数を数えてみよう!
次に雷を見たときは、
ピカッ!と光った瞬間から、
音が聞こえるまでの秒数を数えてみてください。
その秒数から、
雷がどれくらい離れているか
を知ることができます。
科学を知ると、怖い雷も「観察できる現象」に変わりますね!
あなたは今まで、雷が光ってから何秒後に音を聞いたことがありますか?
ぜひ思い出してみてください。
それでは次回も、
探偵ロビンの日常ミステリーでお会いしましょう!
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