【探偵ロビン第52回】海はなぜしょっぱい? 実は40億年かけて煮込んだ「岩石スープ」だった!

探偵ロビンの日常ミステリー

海に入ったとき、うっかり海水が口に入ってしまい、「しょっぱい!」と感じたことはありませんか?

でも、ちょっと不思議ですよね。
海に流れ込む川の水は、しょっぱくありません。

それなのに、どうして海だけがこんなにしょっぱいのでしょうか?

実はその答えは、40億年という気の遠くなる時間をかけた、地球規模の「料理」にありました。

今回は、海のしょっぱさの秘密をわかりやすく解説します!


海のしょっぱさの始まりは「酸っぱい雨」だった

今から約40億年前。
地球ができたばかりの頃の空からは、今とはまったく違う雨が降っていました。

それはなんと、

👉 とても強い酸性の雨

です。

この酸性の雨は、地面にある岩石を少しずつ溶かしていきました。

岩石の中には、

  • ナトリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム

など、塩のもとになる成分(ミネラル)が含まれています。

酸性の雨によって溶け出したこれらの成分は、水に混ざって川を流れ、やがて海へと運ばれていきました。

つまり海は、

👉 岩石が溶けてできたスープ

のようなものだったのです。


太陽が海を「煮詰めた」ことで塩が濃くなった

ここで重要なポイントがあります。

それは、

👉 水は蒸発するが、塩は蒸発しない

ということです。

海の水は、太陽の熱によって蒸発し、雲になります。

そして雲は雨となり、再び地上に降ります。

しかし、蒸発するときに空へ行けるのは水だけです。

塩やミネラルは重いため、海に取り残されます。

これは、スープを鍋で煮詰めるのと同じです。

  • 水が減る
  • 塩は残る
  • 味が濃くなる

このサイクルが、

👉 40億年も繰り返されてきた

のです。

その結果、海はとても塩辛い「岩石スープ」になりました。


川は今でも毎日、塩のもとを運んでいる

川の水はしょっぱくありませんが、実はごくわずかにミネラルを含んでいます。

このミネラルは、岩石から少しずつ溶け出したものです。

そしてそのミネラルは、毎日少しずつ海へ運ばれています。

つまり海は、

👉 40億年かけてミネラルを集め続けている「貯金箱」

のような存在なのです。

ほんの少しの量でも、長い時間が積み重なることで、今の海のしょっぱさが生まれました。

まさに、

チリも積もれば山となる

ですね!


海の味は「地球の歴史の味」だった!

私たちが舐めて「しょっぱい」と感じる海水。

それはただの塩水ではありません。

そこには、

  • 岩石が溶けた成分
  • 雨の働き
  • 太陽のエネルギー
  • 40億年という時間

がすべて詰まっています。

つまり海の味は、

👉 地球が40億年かけて作った、歴史そのものの味

だったのです。


まとめ

今回のポイントをまとめましょう!

  • 海がしょっぱいのは、岩石から溶け出したミネラルが原因
  • 昔の酸性の雨が岩石を溶かして海に運んだ
  • 水は蒸発するが、塩は海に残る
  • 太陽が海を「煮詰めて」、塩分が濃くなった
  • このサイクルが40億年続いている

海はまさに、地球が長い時間をかけて作った「巨大なスープ」だったのです。


もし海が塩味じゃなかったら、どんな味の海で泳いでみたいですか?

メロンソーダの海?
チョコレートの海?
それともコンソメスープの海?

想像してみると楽しいですね!

それでは次回も、
探偵ロビンの日常ミステリーで、日常に隠された科学の謎を解き明かしていきましょう!

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