海に入ったとき、うっかり海水が口に入ってしまい、「しょっぱい!」と感じたことはありませんか?
でも、ちょっと不思議ですよね。
海に流れ込む川の水は、しょっぱくありません。
それなのに、どうして海だけがこんなにしょっぱいのでしょうか?
実はその答えは、40億年という気の遠くなる時間をかけた、地球規模の「料理」にありました。
今回は、海のしょっぱさの秘密をわかりやすく解説します!
海のしょっぱさの始まりは「酸っぱい雨」だった
今から約40億年前。
地球ができたばかりの頃の空からは、今とはまったく違う雨が降っていました。
それはなんと、
👉 とても強い酸性の雨
です。
この酸性の雨は、地面にある岩石を少しずつ溶かしていきました。
岩石の中には、
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
など、塩のもとになる成分(ミネラル)が含まれています。
酸性の雨によって溶け出したこれらの成分は、水に混ざって川を流れ、やがて海へと運ばれていきました。
つまり海は、
👉 岩石が溶けてできたスープ
のようなものだったのです。
太陽が海を「煮詰めた」ことで塩が濃くなった
ここで重要なポイントがあります。
それは、
👉 水は蒸発するが、塩は蒸発しない
ということです。
海の水は、太陽の熱によって蒸発し、雲になります。
そして雲は雨となり、再び地上に降ります。
しかし、蒸発するときに空へ行けるのは水だけです。
塩やミネラルは重いため、海に取り残されます。
これは、スープを鍋で煮詰めるのと同じです。
- 水が減る
- 塩は残る
- 味が濃くなる
このサイクルが、
👉 40億年も繰り返されてきた
のです。
その結果、海はとても塩辛い「岩石スープ」になりました。
川は今でも毎日、塩のもとを運んでいる
川の水はしょっぱくありませんが、実はごくわずかにミネラルを含んでいます。
このミネラルは、岩石から少しずつ溶け出したものです。
そしてそのミネラルは、毎日少しずつ海へ運ばれています。
つまり海は、
👉 40億年かけてミネラルを集め続けている「貯金箱」
のような存在なのです。
ほんの少しの量でも、長い時間が積み重なることで、今の海のしょっぱさが生まれました。
まさに、
チリも積もれば山となる
ですね!
海の味は「地球の歴史の味」だった!
私たちが舐めて「しょっぱい」と感じる海水。
それはただの塩水ではありません。
そこには、
- 岩石が溶けた成分
- 雨の働き
- 太陽のエネルギー
- 40億年という時間
がすべて詰まっています。
つまり海の味は、
👉 地球が40億年かけて作った、歴史そのものの味
だったのです。
まとめ
今回のポイントをまとめましょう!
- 海がしょっぱいのは、岩石から溶け出したミネラルが原因
- 昔の酸性の雨が岩石を溶かして海に運んだ
- 水は蒸発するが、塩は海に残る
- 太陽が海を「煮詰めて」、塩分が濃くなった
- このサイクルが40億年続いている
海はまさに、地球が長い時間をかけて作った「巨大なスープ」だったのです。
もし海が塩味じゃなかったら、どんな味の海で泳いでみたいですか?
メロンソーダの海?
チョコレートの海?
それともコンソメスープの海?
想像してみると楽しいですね!
それでは次回も、
探偵ロビンの日常ミステリーで、日常に隠された科学の謎を解き明かしていきましょう!
コメント