オープニング:鏡が曇って見えない!
ある日、助手くんが探偵ロビンの事務所にやってきました。
「ロビンさん!
お風呂あがりに鏡を見たら、真っ白に曇ってたんです!
これってどうしてなんですか?」
ロビン探偵はニヤリと笑います。
「なるほど…
それは『お風呂の鏡曇り事件』だな。
科学的にとても面白い事件だよ」
こうして、今回の捜査が始まりました。
事件その①:犯人は“水蒸気”?
まずロビン探偵が問いかけます。
「お風呂に入ると、何が出てくるかな?」
答えはもちろん、湯気。
お湯が温められると、
液体の水は空気中に飛び出して水蒸気(気体)になります。
これを蒸発といいます。
実は、目に見える白い湯気は、
水蒸気そのものではありません。
水蒸気が少し冷えて、
とても小さな水のつぶ(液体)になったものなのです。
事件その②:鏡の上で何が起きている?
では、鏡はどうして曇るのでしょうか?
お風呂場の空気はあたたかく、
水蒸気をたっぷり含んでいます。
その水蒸気が、
冷たい鏡の表面に触れると――
気体から液体に戻ります。
この現象を
「結露(けつろ)」といいます。
鏡の表面には、
目に見えないほど小さな水滴がびっしり!
その水滴が光をバラバラに反射するため、
鏡が白く曇って見えるのです。
これが、
鏡曇り事件の真相でした。
事件その③:実はあちこちで起きている!
助手くんは、ここで大事なことに気づきます。
「あっ!
冬の窓ガラスが曇るのも同じじゃないですか?」
その通り!
- 冬の窓ガラス
- 冷蔵庫から出したペットボトル
- 冷たいコップのまわりの水滴
これらはすべて、
空気中の水蒸気が冷やされて結露したもの。
鏡だけの特別な事件ではなかったのです。
事件その④:鏡の曇りを防ぐ方法
原因が分かれば、対策も立てられます。
鏡を曇らせない方法①
鏡を温める
お風呂に入る前に、
シャワーのお湯を鏡にかけておくと、
水蒸気が冷やされにくくなり、結露しにくくなります。
鏡を曇らせない方法②
石鹸やシャンプーを薄く塗る
鏡にうすく塗っておくと、
水滴が細かくならず、
大きな水の膜になって曇りにくくなります。
鏡を曇らせない方法③
換気をする
水蒸気そのものを外に逃がせば、
結露は起こりにくくなります。
エンディング:事件、完全解決!
ロビン探偵が、事件を整理します。
鏡曇り事件の流れ
- お湯から水蒸気が発生
- 水蒸気が冷たい鏡に触れる
- 水蒸気が水滴になる(結露)
- 水滴が光を乱反射して白く見える
助手くんも納得です。
「身近なことにも、
ちゃんと科学の理由があるんですね!」
ロビン探偵は、にっこり。
「その通り。
日常の『なぜ?』に気づくことが、
科学探偵への第一歩なんだよ」
次回予告
あなたの身の回りにも、
まだまだたくさんのミステリーが眠っています。
次回の
「探偵ロビンの日常ミステリー」もお楽しみに!
今日からあなたも、立派な科学探偵です 🕵️♂️✨
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