【探偵ロビン第5回】鏡が真っ白!?お風呂の曇り事件を解決せよ

探偵ロビンの日常ミステリー

オープニング:鏡が曇って見えない!

ある日、助手くんが探偵ロビンの事務所にやってきました。

「ロビンさん!
お風呂あがりに鏡を見たら、真っ白に曇ってたんです!
これってどうしてなんですか?」

ロビン探偵はニヤリと笑います。

「なるほど…
それは『お風呂の鏡曇り事件』だな。
科学的にとても面白い事件だよ」

こうして、今回の捜査が始まりました。


事件その①:犯人は“水蒸気”?

まずロビン探偵が問いかけます。

「お風呂に入ると、何が出てくるかな?」

答えはもちろん、湯気

お湯が温められると、
液体の水は空気中に飛び出して水蒸気(気体)になります。
これを蒸発
といいます。

実は、目に見える白い湯気は、
水蒸気そのものではありません。
水蒸気が少し冷えて、
とても小さな水のつぶ(液体)になったものなのです。


事件その②:鏡の上で何が起きている?

では、鏡はどうして曇るのでしょうか?

お風呂場の空気はあたたかく、
水蒸気をたっぷり含んでいます。

その水蒸気が、
冷たい鏡の表面に触れると――
気体から液体に戻ります。

この現象を
「結露(けつろ)」といいます。

鏡の表面には、
目に見えないほど小さな水滴がびっしり!

その水滴が光をバラバラに反射するため、
鏡が白く曇って見えるのです。

これが、
鏡曇り事件の真相でした。


事件その③:実はあちこちで起きている!

助手くんは、ここで大事なことに気づきます。

「あっ!
冬の窓ガラスが曇るのも同じじゃないですか?」

その通り!

  • 冬の窓ガラス
  • 冷蔵庫から出したペットボトル
  • 冷たいコップのまわりの水滴

これらはすべて、
空気中の水蒸気が冷やされて結露したもの

鏡だけの特別な事件ではなかったのです。


事件その④:鏡の曇りを防ぐ方法

原因が分かれば、対策も立てられます。

鏡を曇らせない方法①

鏡を温める

お風呂に入る前に、
シャワーのお湯を鏡にかけておくと、
水蒸気が冷やされにくくなり、結露しにくくなります。

鏡を曇らせない方法②

石鹸やシャンプーを薄く塗る

鏡にうすく塗っておくと、
水滴が細かくならず、
大きな水の膜になって曇りにくくなります。

鏡を曇らせない方法③

換気をする

水蒸気そのものを外に逃がせば、
結露は起こりにくくなります。


エンディング:事件、完全解決!

ロビン探偵が、事件を整理します。

鏡曇り事件の流れ

  1. お湯から水蒸気が発生
  2. 水蒸気が冷たい鏡に触れる
  3. 水蒸気が水滴になる(結露)
  4. 水滴が光を乱反射して白く見える

助手くんも納得です。

「身近なことにも、
ちゃんと科学の理由があるんですね!」

ロビン探偵は、にっこり。

「その通り。
日常の『なぜ?』に気づくことが、
科学探偵への第一歩なんだよ」


次回予告

あなたの身の回りにも、
まだまだたくさんのミステリーが眠っています。

次回の
「探偵ロビンの日常ミステリー」もお楽しみに!
今日からあなたも、立派な科学探偵です 🕵️‍♂️✨

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