こんにちは、探偵ロビンです。
今日、私の探偵事務所に届いた依頼は、なんともおいしそうな事件でした。
「ステーキを焼くと、どうして硬くなってしまうのか。その犯人を見つけてほしい」
焼いたお肉がパサパサになってしまった経験、きっとありますよね。
この謎、実は科学でしっかり説明できるのです。
肉が硬くなる犯人はだれ?
まず、現場(=キッチン)を調べてみましょう。
お肉の正体は、筋肉。
筋肉はたくさんの水分を含んだ、タンパク質のかたまりです。
ここに火を通すと、ある変化が起きます。
それが――
タンパク質の変性(へんせい)。
温度が上がると、タンパク質は形がほどけて絡まり、
ぎゅっと縮みます。
するとどうなるか?
- 中にあった水分が外に押し出される
- 肉の中が乾く
- 結果、硬くなる
つまり、焼きすぎたステーキの正体は
**「水分を失ったタンパク質」**だったのです。
科学で解決!お肉を柔らかくする方法
では、どうすればステーキは柔らかくなるのでしょうか?
探偵ロビンが見つけた解決策は、主に2つです。
① 低温でゆっくり加熱する
60〜65℃くらいの低い温度で、じっくり火を通すと
タンパク質の変性がゆるやかになります。
すると、水分が逃げにくくなり、
しっとりした仕上がりに。
ローストビーフが柔らかいのは、この原理のおかげです。
② 下ごしらえでタンパク質を分解する
パイナップルやキウイには、
タンパク質を分解する酵素が含まれています。
これを肉に使うと、
筋肉の繊維がほぐれて、噛みやすくなるのです。
まさに、分子レベルでの謎解きですね。
焼き方にも隠されたトリック
もう一つ重要なのが、火加減です。
強火で一気に焼くと、
- 表面だけが一気に変性して硬くなる
- 中までじっくり熱が伝わらない
という失敗が起きがちです。
そこでプロのシェフが使うのが、余熱。
- 表面をサッと焼く
- その後、弱火やオーブンでゆっくり火を通す
これは科学的に言うと、
熱の伝わり方(熱伝導)をコントロールしているということ。
料理は、まさに実験なのです。
真犯人と事件の結論
さて、今回の事件の真犯人は――
熱で変性し、水分を失ったタンパク質。
そして解決のカギは、
- 温度
- 時間
- 観察と工夫
でした。
科学を知れば、料理はもっとおいしくなる。
探偵もシェフも、大切なのは
「なぜだろう?」と考えることなのです。
次にステーキを焼くときは、
ぜひ今日の謎解きを思い出してみてください。
探偵ロビンの日常ミステリー。
次回も、お楽しみに!
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