「ここ、初めて来たはずなのに……知ってる気がする」
こんな不思議な感覚を体験したことはありませんか?
この正体不明の感覚はデジャヴ(既視感)と呼ばれています。
まるで未来を予知したようで、ちょっとゾクッとしますよね。
でも安心してください。
それは前世の記憶でも、予知能力でもありません。
探偵ロビンによると、
デジャヴの正体は――
脳の記憶システムが一瞬だけ起こす「一時的なバグ」なのです。
デジャヴは脳のミス?それともスゴい能力?
助手くんは言いました。
「ロビンさん、これって未来を知ってる証拠じゃないんですか?」
それに対してロビンは、こう答えます。
これは予知じゃない。
君の脳の中で起きた“情報の誤送信”なんだ。
ポイントは、
「認識する力」と「記憶する力」が
ほんの一瞬だけズレてしまうこと。
そのズレが、あの不思議な感覚を生み出します。
核心のトリック:ほんの一瞬のタイムラグ
私たちが何かを見るとき、
目から入った情報は脳の中で処理されます。
通常は、
- 「これは新しい景色だ」と認識する
- そのあとで記憶として保存する
という順番で進みます。
ところが、デジャヴが起こるときは違います。
何らかの原因で、
新しい情報の一部が、先に「過去の記憶ルート」を刺激してしまうのです。
すると脳は、
- 新しい景色を見ている
- でも「過去の記憶が動いた」という信号も来ている
という矛盾した状態になります。
この混乱を解消するために、脳はこう判断します。
「あ、これはもう知っている!」
これが、デジャヴの正体です。
デジャヴが起こりやすい条件とは?
ロビンの捜査で、
デジャヴが起きやすい“手がかり”が見つかりました。
① 若い人に多い
デジャヴは、
10代〜30代に最も多く起こります。
この時期は、脳の神経回路が活発に成長中。
そのぶん、情報処理が少し不安定になりやすいのです。
② 疲れやストレス
テスト前、寝不足、強いストレス。
こんなときは、脳もお疲れ気味。
疲れた脳は、
情報処理のミスを起こしやすくなります。
③ 似た景色・似た状況
完全に同じでなくても、
「なんとなく似ている」だけでスイッチが入ることも。
脳は意外と
雰囲気だけで判断してしまうことがあるのです。
デジャヴは悪いことじゃない
ロビンは最後に、こうまとめました。
デジャヴは、脳が活発に働いている証拠でもある。
つまり、
たまに起きるデジャヴはとても自然な現象。
ただし、
- あまりにも頻繁に起きる
- 意識が飛ぶような症状をともなう
そんな場合は、まれに別の原因があることもあります。
そのときは、必ず専門の人に相談しましょう。
あなたのデジャヴ体験は?
最後に、探偵ロビンからの質問です。
「今までで一番、不思議だったデジャヴはどんな場面でしたか?」
初めて行った場所?
初対面の人?
それとも授業中…?
あなたの不思議な体験、ぜひ思い出してみてください。
次回も、
探偵ロビンが日常にひそむ「脳と科学の謎」を解き明かします。
お楽しみに!
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