【探偵ロビン第61回】ネットが爆速なのはなぜ?光を閉じ込める「全反射」のトリックを暴け!

探偵ロビンの日常ミステリー

今回は、みんなが毎日使っているインターネットの“速さ”の秘密に迫ります。

動画もゲームもSNSも、一瞬で読み込まれる時代。

その正体は――

地面の下や海の底を走る、
「ガラスの牢獄」でした。

え? ガラス? 牢獄?

実はインターネットのデータは、
になって細いガラスの糸の中を走っているのです。

さあ、そのトリックを解き明かしましょう!


光ファイバーって何?

インターネットを支えているのは、

光ファイバー

と呼ばれるケーブルです。

見た目は普通のケーブルですが、中には

  • 髪の毛ほどの細さのガラスの糸

が入っています。

その中を、光がものすごいスピードで進んでいるのです。

ちなみに光の速さは、

1秒間に地球を約7周半!

とてつもない速さですね。


でも、光って曲がれないのでは?

ここで疑問。

光は基本的にまっすぐ進みます。

では、曲がったケーブルの中をどうやって通っているのでしょう?

ここで登場するのが――

全反射(ぜんはんしゃ)

という物理のトリックです。


トリック①:全反射と二重構造

光ファイバーは、2つの層でできています。

  • 中心の「コア」
  • それを囲む「クラッド」

どちらもガラスですが、

光の曲がりやすさ(屈折率)

がわざと少し違うように作られています。

コアを進む光が外へ出ようとすると――

クラッドの境界で、

100%跳ね返される!

これが「全反射」です。

まるで、鏡の壁の中で壁打ちテニスをしているような状態。

光は外に漏れず、
跳ね返りながら出口まで進み続けます。

だから、どんなにケーブルが曲がっていても、

データは逃げ出さないのです。


トリック②:WDM ― 虹の高速道路

でも、世界中の人が同時にネットを使っているのに、

なぜ混線しないのでしょう?

ここで登場する第二のトリック。

WDM(波長分割多重)

これは簡単に言うと、

光を「色分け」して同時に送る技術

です。


光を虹のように分ける

光にはさまざまな「色(波長)」があります。

  • 赤い光
  • 青い光
  • 緑の光

それぞれに別のデータを乗せて、

1本の光ファイバーに同時に流し込むのです。

光の色はお互いに混ざらないので、

出口でまた色ごとに分ければOK。

これはまるで、

1車線の道路を、100車線に増やす

ようなもの。

だから、動画もゲームも同時にサクサク動くのです。


ガラスの糸が世界をつないでいる

まとめると、爆速ネットの秘密は――

  1. 全反射で光を完全に閉じ込める
  2. WDMでたくさんのデータを同時に流す

という2つのトリック。

私たちがSNSに投稿した写真も、
海外の動画も、

海底ケーブルの中を、
光となって一瞬で駆け抜けています。

目には見えないけれど、

地球の下には巨大な「光の迷宮」が広がっているのです。


もしネットが100倍速くなったら?

最後に、みなさんに質問です。

もしインターネットが今の100倍速くなったら、
どんな未来がやってくると思いますか?

  • 家にいながら海外旅行気分?
  • ホログラムで友達と会話?
  • 超リアルなオンライン授業?

想像するだけでワクワクしますね。


まとめ

インターネットが速い理由は、

  • 光の速さ
  • 全反射という物理トリック
  • WDMという色分け技術

によって支えられています。

私たちの指先のタップの裏では、

ガラスの糸の中を、光が全力疾走しているのです。

次に動画を見るときは、
その光の冒険を思い出してみてください。

それではまた次回の
探偵ロビンの日常ミステリーでお会いしましょう!

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